ちょっと一息〜健康コラム
ちょっと一息〜健康コラム
文書作成日:2026/08/05
身体に負担をかけない、甘いものとのつきあい方

糖質を含む甘いものは「身体によくない」「太りやすくなる」と思っても、やめられない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
甘いものの摂りすぎはよくありませんが、栄養補給の助けになりますし、年齢を重ねるとエネルギーをしっかり摂ることも大切です。今回は、甘いものと上手くつきあっていく方法をご紹介します。

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甘いものは、なぜ身体に悪いといわれるの?

 糖質を含む甘いものは、必要なエネルギー源のひとつですが、摂りすぎは身体にとって次のような負担となります。

肝臓への負担

摂りすぎた糖分が使われずに余ると、肝臓での脂質代謝に影響し中性脂肪が増えたり、脂肪がたまりやすくなったりすることがあります。その場合、脂肪肝のリスクも高まります。

肌への負担

甘いものを食べると血糖値が上がることがあります。血糖の状態や生活習慣の影響により、糖化に関わる物質(AGEs)が増えることがあり、肌の状態への影響が考えられています。その結果、くすみ、シワ、たるみが気になりやすくなる可能性があります。

メンタルへの負担

甘いものを過剰に口にすると、血糖値の変動が大きくなりやすく、眠気やイライラなどを感じる方もいます。また、甘いものへの欲求が強くなりやすくなることもあります。

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すべての糖質が悪いわけではない

 甘いものの摂りすぎが健康によくないと聞くと、すべての糖質を減らそうとしがちです。ただ、糖質の種類や摂取の仕方(量、頻度、食べ方)によって、身体への負担は大きく違ってきます。

比較的負担の大きい糖質

液体糖質

清涼飲料水やジュースなどに含まれる果糖や果糖ブドウ糖液糖は、液体であるためすばやく摂取されやすく、血糖値の上昇に影響しやすいことがあります。特に、果糖ブドウ糖液糖は砂糖よりも安価に製造でき、食品に混ぜやすいことから、飲み物によく使われています。飲料を習慣的に多く摂る場合は注意が必要です。

同じ果糖なら、果物をよく噛んで食べる方がビタミンや食物繊維と一緒に摂ることができ、血糖値の上昇がゆるやかになりやすい場合があります。フレッシュジュースやスムージーなども、糖質をすばやく吸収してしまうので、ご注意ください。

砂糖(加工糖)

加工された白砂糖、グラニュー糖、てんさい糖などは精製されているため、代謝を助けてくれるミネラルがほとんどなく、血糖値を上げやすいといわれることがあります。摂りすぎない工夫が重要です。

比較的負担の少ない糖質

白米や雑穀米など

甘いものを食べ過ぎないためには、白米や雑穀米などの穀物で糖質を摂るのがおすすめです。できるだけ糖質を抑えたい場合は玄米の方がいいのですが、消化吸収が落ちている場合は、食べやすい白米を選ぶとよいでしょう。

芋類や根菜類、あずきなど

甘みのある芋類やカボチャ、砂糖控えめのあずきは、食物繊維やその他の栄養素も含んでいるので、身体への負担が比較的少ない食材です。野菜を大きめに切ると自然とよく噛むため、早食いを防ぐことができます。

 年齢とともに消化吸収力が落ちてくるシニア層にとって、甘いもの・糖質は大切なエネルギー源です。食べ過ぎに気をつけながら、美味しくおつきあいください。

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